「WiMAXのクレードルって何に使うの?」
「WiMAXに申し込む時って一緒にクレードルも購入した方が良いの?」
「WiMAXのクレードルは後からでも購入できる?」
WiMAXに申し込む時、クレードルを一緒に買った方がいいのか疑問に思っていませんか?
クレードルを使うことでWiMAXの通信速度が速くなるのであれば、そんなに高い物でもないし買っても良いかな、と思いますよね。
ですが、ぶっちゃけてしまうとWiMAXのクレードルは一切購入する必要がありません。
何故ここまで断言できるのかと言うと、クレードルを購入する必要がない4つの理由があるからです。
この記事では、上記のクレードルを購入する必要がない4つの理由を説明していきます。
クレードルを購入するか迷っている人の参考になれば幸いです。

クレードルは後からでも購入できるので、迷っている人はとりあえず買わないでWiMAXを申し込むのが良いですよ。
まずは、WiMAXクレードルの機能や使い方といった基礎知識から見ていきましょう。
すでにクレードルの機能を知っている人は「WiMAXのクレードルをぶっちゃけ購入する必要がない4つの理由」からご覧ください。
WiMAXクレードルの基礎知識
「WiMAXのクレードルって何に使えるの?」という人は、この項目を読んでから次へお進みください。
WiMAXのクレードルには、下記の3つの機能があります。
それぞれの項目について、分かりやすく説明していきます。

ちなみに、WiMAXの最新機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」には専用クレードルが存在しないので迷う必要はありませんよ。
クレードルはWiMAX端末の充電ができる専用スタンド
WiMAXクレードルの機能ひとつ目は、WiMAX端末の充電ができる専用スタンドとしての機能です。
WiMAX端末をクレードルにセットすると、下記の画像のような感じになります。
通常はWiMAX本体にUSBケーブルを挿して充電しますが、クレードルにACアダプタを挿しておけばWiMAX端末をセットするだけで充電ができます。
充電をするためにUSBケーブルの抜き差しをする必要がない点や、WiMAXを使わない時にセットしておけば自然と充電できる点はメリットだと言えますね。
クレードルを使えばWiMAX端末を有線LANに接続できる
WiMAXクレードルの二つ目の機能は、WiMAX端末を有線LANに接続できるという点です。
クレードルの背面には、下記の画像のようにLANケーブルを挿し込める穴が付いています。
クレードルにWiMAX端末をセットした上で有線LANに接続すれば、WiMAX端末を無線LANルーターの代わりとして使えます。

たとえば、ホテルや旅館で有線接続しかできない場合にクレードルがあると役立ちますよ。
無線LAN接続ができるホテルや旅館は増えてきているものの、地方に宿泊する際は有線LAN接続しかできないケースがまだまだ多いです。
そんな時にクレードルがあれば、手持ちのWiMAX端末を無線LANルーターとして使えるので、スマホのデータ容量を気にすることなくインターネットが使えます。
無線接続ができないパソコンを接続する際にもクレードルが役立つ
ホテルや旅館の有線LAN接続の場面で役立つクレードルですが、無線接続ができないパソコンを使う時にも役立ちます。
まずは、下記のイメージ図をご覧ください。
このような形でパソコンとクレードルを有線LANで接続すれば、WiMAX端末を介して、本来は無線通信ができないパソコンでもインターネットに接続できるようになります。
会社から貸与されているパソコンの型版があまりに古い場合などに使えるので、一つのテクニックとして覚えておくと良いでしょう。
クレードルを使うと電波状況が向上する
WiMAXクレードルの三つ目の機能は、WiMAXの電波状況を向上させる機能です。
クレードルには、Wi-Fi接続する端末に優先して電波を送信する「ビームフォーミング」機能や、クレードル自体に内蔵アンテナが搭載されていることが多いです。
WiMAX端末単体でのデータ通信よりもクレードルにセットした方がこれらの機能を使えて安定したデータ通信が可能となります。
ただし、筆者の体感としてはWiMAX端末単体とクレードルを使ってのデータ通信では、そこまで大きな違いは見られませんでした。
そのため、電波状況の向上を期待してWiMAXクレードルを購入するのは控えた方が良いかと思います。

あくまで充電スタンドとして購入した方が良さそうです!
最新機種「W06」には専用クレードルがないので迷う必要なし
ここまでWiMAXクレードルの基礎知識として、様々な機能や使い方の紹介をしてきました。
ですが、2019年10月時点での最新機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」には専用クレードルが存在しないので迷う必要はありません。
「え?なんでクレードルがないの?」
と思うかもしれませんが、その理由は「電波状況を改善する2つの新機能」がW06端末本体に搭載されたためです。
- 高性能ハイモードアンテナ:アンテナ感度が向上して今まで以上に電波を掴みやすくなった
- TXビームフォーミング:接続している端末に向けて優先的に電波を飛ばすため通信の安定性が向上
旧機種においてはクレードルに搭載されることが多かった機能ですが、最新機種のW06では端末本体に搭載されたためにクレードルが廃止となりました。
その上、W06は有線接続+ハイスピードプラスエリアモードを使うことで、WiMAX史上最速の最大1.2Gbpsという驚異的な速度でインターネットが使えます。
正直な話、2019年10月時点でWiMAXに申し込むなら選ぶべき機種は「Speed Wi-Fi NEXT W06」一択なので、クレードル選びで迷う必要はないと言えるのです。
ですが、中には「NEC製のWX05が良い!」という人や、店舗在庫の都合でW06以外の機種を選ぼうと思っていてクレードルを買うか悩んでいる人もいることでしょう。
そこで次の項目では、この記事のメインと言える「WiMAXのクレードルをぶっちゃけ購入する必要がない4つの理由」を説明していきます。
WiMAXのクレードルをぶっちゃけ購入する必要がない4つの理由
ここまで、WiMAXクレードルの基礎知識について解説をしてきました。
クレードルの購入を迷っている人は多いかと思いますが、冒頭でもお話ししたようにぶっちゃけWiMAXのクレードルは購入する必要がありません。
その理由は、下記の4点があるからです。
この項目では、WiMAXのクレードルを購入する必要がない4つの理由について説明していくので、迷っている人は参考にしてください。
(1)クレードルを使わなくても充電ができる
WiMAXクレードルは充電スタンドとして使えますが、クレードルを使わなくても端末本体にUSBケーブルを挿せば充電ができます。
WiMAXは持ち運んで使う人が大半かと思うので、わざわざクレードルを持ち歩くのは荷物が増えて邪魔に感じることでしょう。
また、自宅で使う用途がメインなのであれば、下り最大1.0Gbps対応のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」を選べば、コンセントに挿して使う仕様上、充電の心配はありません。
クレードルの本体価格も税込みで4,000円前後と決して安い物ではないので、充電を目的としてクレードルを購入する必要はないと言えるでしょう。
(2)有線LANで接続する場面がほとんどない
クレードルの機能として有線LAN接続ができますが、2019年現在ではそもそも有線LANで接続する場面がほとんどありません。
一部のホテルでは有線接続しかできない場合がありますが、その場合でもサードパーティー製のLAN変換アダプタを使った方がコンパクトで持ち運びが便利です。
変換アダプタはAmazonや楽天市場、家電量販店などで1,000~2,000円程度の価格で購入できます。
クレードルを買うよりも料金を節約できるので、有線LAN接続をするためにクレードルを購入する必要はないでしょう。
(3)クレードルは有料でしか手に入らない
クレードル自体は税込み4,000円前後で販売されていて、無料で手に入ることはありません。
WiMAXプロバイダとして最も有名な「GMOとくとくBB」でも、クレードルセットを選んだ場合はクレードルの代金分、キャッシュバックが減額となります。
Broad WiMAXでは初期費用不要を謳っているのでクレードルも無料と思われがちですが、クレードル自体はしっかり料金が発生します。
購入価格が4,000円前後と決して安い買い物ではなく用途も限定的なので、わざわざクレードルを購入する必要はありません。
(4)必要になった場合は後から購入できる
WiMAXクレードルは、必要になった場合に後から購入することができます。
「申し込む際にクレードルを買ったはいいが段々と使わなくなった」という人も多く、そうなってしまった場合はクレードルの購入費用がもったいないです。
そのため、まずはクレードルを買わずに申し込んで、実際にWiMAXを使ってからクレードルを買うかどうか判断した方が良いでしょう。

正直、クレードルがないと困るという場面は一切ありません。
クレードルなしで使ってみて、どうしても欲しくなった時に後から買うのがおすすめです!
どうしてもクレードルが欲しい時の購入方法
ここまで、WiMAXクレードルを購入する必要がない4つの理由を説明してきました。
基本的には購入する必要がないクレードルですが、実際にWiMAXを使ってみて後から欲しくなった時に備えて、クレードルの購入方法をご紹介します。
UQアクセサリーショップ
後からクレードルが欲しくなった時は、UQ WiMAX公式の「UQアクセサリーショップ」で購入するのが良いでしょう。
UQコミュニケーションズが運営している公式サイトである安心感があり、機種ごとに使えるクレードルがわかりやすく並べられていて自分がどのクレードルを購入すべきなのかがわかりやすいです。
USBケーブルや変換アダプタ、充電用のACアダプタも一緒に販売されているので、足りなくなった場合は追加購入をご検討ください。
ネット通販サイト(Amazon、楽天市場)はあまりおすすめしない
Amazonや楽天市場などのネット通販サイトでもクレードルは販売されていますが、あまりおすすめはできません。
その理由は、価格が高めに販売されていたり本当に純正品なのかが分からなかったり、懸念すべき不安点が多いためです。
試しにAmazonで「WiMAX クレードル」と検索してみると、以下のような結果が表示されます。
商品のタイトルには「UQコミュニケーションズ」と入っていますが、実際に販売しているのはKDDIやUQコミュニケーションズではないケースが多いです。
出品業者によって価格もまちまちで保存状態も変わってくるので、UQ公式のアクセサリーショップで購入した方が安心できます。
そのため、後からクレードルが欲しくなった時は、「UQアクセサリーショップ」で購入するのがおすすめです。
重要なポイントまとめ
以上、WiMAXのクレードルをぶっちゃけ購入する必要がない4つの理由を説明してきました。
この記事を読むまでは、
「WiMAXのクレードルって買った方が良いの?」
「WiMAXのクレードルってどうやって使うかわからない」
「クレードルってどこで買えるの?」
と疑問に思っていた人も、WiMAXクレードルの使い方や買わなくて良い理由がお分かりいただけたのではないでしょうか。
クレードルは後からでも購入できるので、迷っている人はとりあえず買わずにWiMAXを申し込んで実際に使ってみてから判断することをおすすめします。

- 4つの理由から、ぶっちゃけWiMAXクレードルは購入する必要がない
- 理由のひとつ目は、クレードルがなくてもWiMAX端末本体を充電できるため
- 二つ目は、有線LAN接続する場面がほとんどないため
- 三つ目は、クレードル自体が税込み4,000円程度と安い買い物ではないため
- 最後の四つ目は、必要になった場合に後からクレードルのみの購入ができるため
- なお、2019年時点で最新機種の「Speed Wi-Fi NEXT W06」にはクレードルがないので迷う必要がない
- WiMAXクレードルを買うか迷った時は、とりあえず買わずに申し込むのがおすすめ