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簡単チェックシートあり!ネット回線速度が遅い6つの原因と14個の改善策をすべて解説

2020年3月8日

簡単チェックシートあり!ネット回線速度が遅い6つの原因と14個の改善策をすべて解説

「自宅で使っているネット回線が遅いんだけど速くする方法はある?」

「いますぐに回線速度を速くしたいんだけどどうすればいい?」

「今後も回線速度が遅くならないようにするためには何をしたらいいの?」

自宅で動画やゲームを楽しんでいる時に、ネットの回線速度が遅いと感じたらイライラしませんか?

仕事や学校が終わってようやくくつろげる時間なのに、回線速度が遅いせいでリラックスタイムを台無しになんてしたくないですよね。

中には、回線速度が遅くなっても我慢して使い続けている人も多いはず。

そこでこの記事では、自宅のネット回線速度が遅いと感じた時の6つの原因と14個の改善策をどこよりもわかりやすく余すことなくご紹介いたします。

また、回線速度が遅い時に何を確認すれば良いのか一目で分かるチェックシートをご用意しました。

筆者吹き出し

この記事を最後まで読んでもらえれば、自宅のネット回線速度を改善することができ、プライベートの時間を有意義に過ごせるようになりますよ。

人によっては自宅の光回線を乗り換えた方が良い場合もあるので、その時にぜひ検討して欲しい光回線もご紹介していきます。

この記事のチェックシートをブックマークしたり印刷したりしておくと、今後のネット回線が遅くなってしまった時の改善策がすぐに調べられるので、上手く使っていただければ幸いです。

それでは早速、回線速度が遅いと感じた時に真っ先に試していただきたい2つの簡単な改善方法からご覧ください。

今すぐ試そう!回線速度を改善する簡単な2つの方法

今すぐ試そう!回線速度を改善する簡単な2つの方法

「回線速度が遅くてイライラする…!」

そんな時は、以下の2つの方法をお試しください。

これらの方法を試しても回線速度が遅いまま改善しなかった時は、「「なんか遅いな…」と思った時に確認したい!速度が落ちる6つの原因と14の対策」でさらに細かな原因と改善策を試していきましょう。

まずは上記の2つの方法について解説をしていきます。

(1)無線LANルーターを再起動する

無線LANルーターを再起動する

まず一つ目の方法は、いま使っている無線LANルーターの再起動から試してみてください

無線LANルーターの内部で起きている熱暴走や一時的な不具合は、再起動で治る場合が多いです。

再起動の方法は、無線LANルーターに電源スイッチがある場合は長押し、ない場合はコンセントを直接抜いて、30秒~1分程度そのままにしてから電源を入れなおせばOKです。

大抵の場合、上記の方法で再起動をすれば不具合が治るケースが多いので、まずは無線LANルーターの再起動を行いましょう。

(2)ONU(回線終端装置)やホームゲートウェイを再起動する

ONU(回線終端装置)やホームゲートウェイを再起動する

続いて二つ目の方法は、ONU(回線終端装置)やホームゲートウェイと呼ばれる機器の再起動をお試しください。

難しい用語が並んでいますが、要するに「モデム」と呼ばれる通信機器のことで、無線LANルーターともう1台の機器を設置しているご家庭も多いかと思います。

再起動の方法は、電源スイッチをオフにしたりコンセントを抜いたりした後、30秒~1分程度放置してから再度電源を入れ直してください。

無線LANルーターの場合と同様に、内部で熱暴走や一時的な不具合が起きている場合は、再起動を行うことで改善するケースが多いです。

上記を試しても回線速度が改善しない場合は「「なんか遅いな…」と思った時に確認したい!速度が落ちる6つの原因と14の対策」へお進みください。

筆者吹き出し

ここからは「光回線なのにどうして速度が遅くなるの?」「回線速度を計測するためにはどうすればいい?」といった疑問にお答えしていきますね。

なぜ光回線なのに速度が遅くなるの?

光回線を使っている人の中には「光って付くのにどうして回線速度が遅くなるの?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

ネット回線は利用者が増加する時間帯になるとサーバーやプロバイダで混雑が起こって回線速度が遅くなります

たとえば、仕事や学校が終わって帰ってくると決まって回線速度が遅いと感じることがありませんか?

その理由は、同じように仕事や学校が終わった人たちが一斉にネットに接続することで回線が混雑を起こしていることが原因だと言えます。

回線速度は基本的に「ベストエフォート(その時々で最大限の速度)」

また、家電量販店や多くのWebサイトで表記されている「最大〇〇Gbps!」というのは、あくまで最大値のことで実際の通信速度でそこまでの数値が出ることはほぼありません。

これを「ベストエフォート」と呼びます。

日本国内のインターネットにおける回線速度は、すべて「ベストエフォート」で表記されています。

光回線で言うところのベストエフォートとは「その時々で最大限の速度」という意味で、各光回線の謳っている回線速度は、あくまで技術的な意味での最大値を指しています。

たとえば、ドコモ光やソフトバンク光などの「光コラボ」は最大速度が「1Gbps」と表記されていますが、実際の回線速度は100~300Mbps程度であることがほとんどです。

実際の回線速度が異なる理由は、その時間帯における利用者の数や実際に使うエリアや周囲の環境、接続している通信機器の影響を受けるからです。

回線事業者側も、利用者の数や通信機器の種類までをコントロールすることはできません。

そのため、技術上の最大値であることを伝えた上で、その時々における最大限の努力をして回線速度を提供している、という意味で「ベストエフォート」と表記しているのです。

ベストエフォートでも速い「IPoE方式」

多くの家電量販店やWebサイトで「IPoE方式」や「IPv6」といった言葉を見たことはありませんか?

これらは近年主流のインターネットの接続方式のことで、要約すると「ベストエフォートでも回線が混雑を起こしづらく快適にインターネットが使える」という意味になります。

IPv6は「v6オプション」や「v6アルファ」といった名称のオプションとして後付けできる場合が多いので、わざわざ光回線の乗り換えをしなくても回線速度を改善できる可能性があります。

かなり難しい話になるのでIPv6やIPoE方式の説明は割愛しますが、ここではざっくりと「IPoE方式のIPv6は回線速度が速い」と覚えてもらえればOKです。

筆者吹き出し

次は実際の回線速度を計測する無料で使えるツールをご紹介しますね。

回線速度の計測ツールを6つ紹介

「いま使っているネット回線が遅いのは間違いないんだけど実際の速度ってどう調べればいいの?」と疑問に思った時は、回線速度を計測できるツールを使いましょう。

ここでは、無料で回線速度を計測できるツールを6つ紹介します。

上記はいずれもアプリを入れたりソフトをインストールしたりする必要がない無料で使えるスピードチェックツールです。

パソコンのウェブブラウザ上で計測できるツールばかりなので、お好みのサイトを選んで現時点の回線速度を計測してみましょう。

なお、光回線を使っていて回線速度が遅いとされる目安は100Mbpsです。

実際に計測した結果、回線速度が100Mbps以下だった場合は次の項目で解説する「回線速度が遅くなる6つの原因と14の対策」を見て、それぞれの改善策をお試しください。

「なんか遅いな…」と思った時に確認したい!速度が落ちる6つの原因と14の対策

「なんか遅いな…」と思った時に確認したい!速度が落ちる6つの原因と14の対策

ネットを使っていて「なんか遅いな…」と感じた時や、回線速度を計測して100Mbps以下だった時は、何らかの理由で回線速度が低下している可能性が高いです。

そんな時は、下記のチェックシートを活用して回線速度が遅くなっている6つの原因と14の対策をお試しください。

当てはまるものを見つけよう!速度が遅い原因チェックシート

自宅のネット回線の速度が遅くなる原因とそれぞれの対応策を一目で分かるようにチェックシートとしてまとめました。

「ネット回線が遅いけど何を調べればいいかわからない!」そんな時はこのチェックシートをお使いください。

このチェックシートを印刷したりスクリーンショットを撮ったりしておくと、仮に今後の回線速度が遅くなった時も簡単に原因を調べられるので便利ですよ。

回線速度が遅くなった時の6つの原因と14のチェックシート

確認項目具体的な対応策
原因(1)回線事業者
通信事業者の公式HPで障害情報を確認する障害情報ページの「復旧見込み時刻」を確認する
原因(2)パソコン
最新OSにアップデートをする最新OSがあればアップデートを行う
メモリ・ストレージ容量に空きを作るメモリの増強、もしくはパソコン内の保存データを削除
セキュリティソフトを確認するセキュリティソフトの動作確認、複数動作がないかを確認
ウェブブラウザのバージョンを確認する最新版のウェブブラウザをインストールする
原因(3)無線LANルーター
ファームウェアを更新する商品名で検索してファームウェア更新を行う
設置場所を変える高い場所や部屋中央に設置して周りの障害物をなくす
接続台数を減らす同時接続しているPCやスマホの台数を減らす
通信規格を確認して必要に応じて買い替えるIEEE.802.11ac以上に対応する機種に買い替える
原因(4)LANケーブル
断線していないか確認する折れ曲がっていたり断線したりしていないかを確認
通信規格を確認して必要に応じて買い替える「CAT5e」「CAT6」以上の物に買い替える
原因(5)モデム、ONU、ホームゲートウェイ
異常がある場合は通信事業者に問い合わせ異常が見られる場合は通信事業者に問い合わせをする
原因(6)ネット回線
IPv6接続に変更する(要オプション料)IPv4接続の場合はIPv6接続に変更する
通信事業者に問い合わせをする通信事業者に速度が遅い旨を伝えて対策方法を確認する

この項目では、上記のチェックシートに書かれている各項目の詳細な説明をしていきます。

無線LANルーターやONUなどの機器を再起動しても回線速度が改善しなかった場合は、複数の理由が絡み合って速度が低下している可能性が高いです。

いますぐにネットの速度を速くしたい気持ちはとてもよく分かりますが、ここは気持ちをぐっとこらえて14個の対応策をお試しください。

回線事業者

無線LANルーターやモデムの再起動をしたのに回線速度が遅い場合は、使っている回線事業者で通信障害が起こっている可能性があります。

通信障害が起こるパターンとして挙げられるのは以下の3つです。

  1. 回線設備のメンテナンスを行っている場合
  2. 回線事業者が外部からDoS攻撃による妨害を受けている場合
  3. 原因不明の通信障害が起こっている場合

回線事業者がメンテナンスを行っている場合は回線速度が遅くなる傾向があります。

また、回線事業者側でも通信障害の理由が分からず、原因究明中であるパターンも起こり得ます。

対策:通信事業者の公式HPで障害情報を確認する

回線事業者で通信障害が起きている場合、公式HPで障害情報が発表されます。

障害情報には、復旧見込み時間などが書かれているので、まずは使っているネット回線事業者の公式HPをご確認ください。

以下、主要なネット回線事業者の公式HPへのリンクです。

回線事業者で通信障害が起きている場合、残念柄ユーザー側でできることはないので待つほか手段がありません。

早い復旧を期待しつつ、せっかくの機会ですので他のチェック項目を確認しながら待ってみましょう。

原因(2)パソコン

回線速度が遅い時の2つ目の原因は、あなたが使っているパソコンにあるかもしれません

ご利用中のパソコンで、下記4項目をチェックしてみてください。

それぞれの対応策について確認していきましょう。

対策1:最新OSにアップデートをする

まずは、使っているパソコンを最新OSにアップデートするところから始めましょう

いま使っているパソコンのOSが最新バージョンになっていないせいで、Webサイトの表示に時間がかかって回線速度が遅いと感じている可能性があります。

「自動アップデートを設定しているはず!」という人も多いかと思いますが、パソコンを起動しないとアップデートは行われないので、たまにしかパソコンを開かない人が該当します。

下記の手順に従って、パソコンのOSが最新バージョンであるかどうかをご確認ください。

各OSのアップデート方法

Windowsの場合Macの場合
  1. Windowsを起動したら画面左下のマークをクリック
  2. 設定(歯車マーク)をクリック
  3. 「更新とセキュリティ」をクリック
  4. 「更新プログラムをインストール」と表示されていたらインストールをクリック
  1. Macを起動したら画面左上のAppleメニューから「システム環境設定」をクリック
  2. ソフトウェアアップデートをクリック
  3. 「今すぐアップデート」が表示されたらボタンをクリック

更新プログラムをインストールし終わったら、パソコンを再起動してOSのアップデートを完了させればOKです。

対策2:パソコンのメモリ・ストレージ容量に空きを作る

使っているパソコンのメモリやストレージが不足していると回線速度が遅いと感じることもあります。

昔から使い続けているパソコンの場合、スペックが追い付いていないために動作が重かったり回線速度が遅いと感じたりする場合があります。

パソコンのスペックに関しては、主に以下の3つの名称で説明されていることが多いです。

パソコンのスペックでよく見る名称

名称内容例えるなら…
CPUパソコンの頭脳と言える部分。
コア数や動作周波数帯の数字が高いほど高スペック。
例:Core i5デュアルコア、Core i7 6コアなど
作業する人の頭脳
RAM(メモリ)パソコンを操作する際の処理能力の高さを表す部分。
メモリの数字が高いほど高スペックで同時に複数の操作をしても重くなりにくい。
ROM(ストレージ)と混同しやすいので注意。
例:4GB、8GB、16GB、32GBなど
作業スペースの大きさ
ROM(ストレージ)パソコンの保存容量を表す部分。
数字が多ければ多いほど、より多くのデータを保存できる。
例:128GB、512GB、1TBなど
引き出しの大きさ、本棚

長い期間使い続けているパソコンでよくあるのが「ソフトのインストールや写真データを保存しすぎたことによるメモリの使い過ぎ」です。

パソコンのソフトは、使っていなくてもバックグラウンドでメモリを消費していることがあります。

それが原因でパソコンのスペックが落ちていることが多いので、もう使わないソフトウェアやデータは削除するのが良いでしょう。

それでも回線速度が改善しない場合はパソコンの買い替えを検討

ただし、いくら使わないソフトを削除しても回線速度が改善しない場合もあります。

また、パソコンを動作させるために削除してはいけないソフトウェアなども数多くインストールされているので、素人目でよくわからないソフトウェアを削除するのは危険です。

そんな時は、痛い出費となるかもしれませんがパソコンの買い替えをご検討ください

5万円以内で買えるパソコンでも、Webサイトや動画を観たり軽い文書作成をしたりなどは問題なくできます。

家電量販店の店員さんに相談すると、あなたの使い方に合ったスペックのパソコンをいくつか提案してくれるので、その中から好みのパソコンを選びましょう。

対策3:セキュリティソフトを確認する

パソコンにインストールしているウイルスセキュリティソフトが複数稼働しているとパソコンの動作が重くなります。

その場合は使っていないセキュリティソフトをアンインストールすると速度が改善する場合があります

セキュリティソフトを削除・無効にするための操作方法は以下の通りです。

  1. Windowsを起動したら画面左下の検索窓で「コントロールパネル」と入力する
  2. 表示された「コントロールパネル」をクリック
  3. 「システムとセキュリティ」をクリック
  4. 「セキュリティとメンテナンス」をクリック
  5. 「セキュリティ」の項目で複数のセキュリティソフトが動いていないかをチェックする

なお、ウイルスセキュリティソフトを削除する際は、利用しているセキュリティソフトのメーカー公式HPなどで削除方法を確認した上で操作するようにしましょう。

対策4:ウェブブラウザのバージョン確認をする

セキュリティソフトの確認と合わせて、Webサイトを見る時に使う「ウェブブラウザ」が最新バージョンになっているかどうかも確認してください。

バージョンが古いと表示速度に影響が出ることがあるので、回線速度が遅いと誤認識しやすいためです。

以下は主に使われているウェブブラウザの公式HPへのリンクなので、アップデート情報がないかを確認しましょう。

Google Chromeであれば、アップデートがある場合にポップアップが表示されるので画面の指示に従って操作をすればOKですよ。

ここまでが回線速度が遅い時の原因2つ目の「パソコン」に関する対応策です。

これらを試しても回線速度が改善しない場合は、無線LANやLANケーブル、使っているモデム(ONU)が原因である可能性が高いです。

見やすいように分けてまとめていますが、これらは1セットで考えた方が確認しやすいです。

数は少し多いですが、頑張って確認していきましょう。

原因(3)無線LANルーター

回線速度が遅い時の3つ目の原因として考えられるのが「無線LANルーター」です。

無線LANルーターに関しては下記4項目をチェックしていきましょう。

先に結論からお伝えすると、無線LANルーターは機種ごとで対応する通信規格が存在します。

主流の通信規格は「IEEE.80.11ac(WiFi5)」で、3年程前から販売されている数多くの無線LANルーターがこの通信規格に対応しています。

ですが、最近では同じ通信規格に対応していても、機種によって電波をより速くより遠くに飛ばすための様々な機能がついているモデルがあります。

そのため、昔から使い続けている無線LANルーターを使っているなら新しく買い替えてしまった方が回線速度は改善する可能性が高いです。

その点を踏まえた上で、無線LANルーターのチェック項目をご覧ください。

対策1:無線LANルーターのファームウェアを更新する

無線LANルーターは、ファームウェア(似たイメージとしてはパソコンのOS)をアップデートすることで不具合の修正や新機能の追加が為されます。

ファームウェアを更新すると回線速度もあわせて改善される場合があるので、ご利用中の無線LANルーターのファームウェアを確認してみましょう。

ファームウェアの更新方法ですが、使っている機種でやり方が大きく異なります。

使っている無線LANルーターの機種名を取扱説明書や型番などで調べて、Googleで「機種名+ファームウェア」と検索すればアップデート方法が分かります。

もしくは、各メーカーの公式HPで「ファームウェア更新」と検索をすれば機種ごとの更新方法が分かるので、まずは一度検索をしてみてください。

下記は各メーカー公式HPのリンクなので、検索する際にご利用ください。

筆者吹き出し

ファームウェアの更新といっても画面の指示に従って操作をすれば大丈夫なので安心してくださいね!

対策2:無線LANルーターの設置場所を変える

無線LANルーターを設置している場所を変えると、回線速度が改善する場合があります。

私たちが普段から利用している「電波」は下記の様な障害物によって、電波の届く距離や繋がりやすさ、データ通信の送受信速度が変わります。

  • 壁や物
  • 他の家電製品

また、無線LANルーターをなるべく高い位置に設置すると電波の送受信がしやすくなるので回線速度の改善につながります。

これらをまとめると、無線LANルーターの周りにはできるだけ物を置かず、床から1~2mほどの高さの場所に設置するのが良いでしょう。

ちなみに、電波は無線LANルーターを中心にして360度方向に飛ぶので、できるだけ家の中心に無線LANルーターを設置すると家中のどこでも快適にインターネットが使えるようになりますよ。

対策3:無線LANルーターへの接続台数を減らす

パソコンやスマホ、タブレット、ゲーム機など、無線LANルーターへの接続台数を減らすことで回線速度が改善する場合もあります

同時に接続する台数が多いと送信される電波が分散してしまうためです。

最近では、一人でパソコンやスマホ、タブレットを複数台使っている人も多いので、使っていない機器はWiFiを切断しておくのが良いでしょう。

対策4:無線LANルーターの通信規格を確認して必要に応じて買い替える

無線LANルーターには、機種によって対応する通信規格が異なります。

通信規格の違いで回線速度も大きく異なるので、下記の表を参考にして最新の通信規格に対応した無線LANルーターをご用意ください

通信規格一覧

通信規格周波数帯最大通信速度電波干渉に強い障害物に強い
IEEE802.11ax(WiFi6)
※最新の通信規格
5GHz9.6Gbps×
2.4GHz9.6Gbps×
IEEE802.11ac(WiFi5)
※現在主流の通信規格
5GHz6.9Gbps×
IEEE802.11n(WiFi4)5GHz600Mbps×
2.4GHz600Mbps×
IEEE802.11g2.4GHz54Mbps×
IEEE802.11b2.4GHz11Mbps×
IEEE802.11a5GHz54Mbps×

ご覧の通り、通信規格によって最大通信速度が異なります。

一般的な光回線は「1Gbps」が最大値ですが、そこで「11n」対応の無線LANルーターを使ってしまうと最大でも600Mbpsまでしか出ません。

これらは理論上の最大値ではあるものの、対応する通信速度が速いに越したことはありません。

そのため、最低でも「11ac」対応の無線LANルーターを使うようにしてください。

なお、最新の通信規格である「11ax」は2019年になって登場したばかりなので、対応している通信機器はそこまで多くありません。

とはいえ、これまでの主流である「11ac」に対応した無線LANルーターを選べば問題ないので、これから購入するならパッケージに「11ac」もしくは「WiFi5」と書かれたモデルをお選びください。

ここまでで無線LANルーターのチェック項目は終わりですが、ここで一緒にLANケーブルについても確認しておきましょう。

LANケーブルにも同じ通信規格が存在するので、昔から同じLANケーブルを使い続けている人は要注意です。

原因(4)LANケーブル

回線速度が遅い時の4つ目の原因は、見落とされがちなLANケーブルである可能性があります。

LANケーブルでは下記の2項目をチェックするようにしてください。

今ではLANケーブルを使った有線接続をしていない人も多いですが、ここでしっかりと確認しておきましょう。

対策1:LANケーブルが断線していないか確認する

まずは、使っているLANケーブルが断線していないかを確認しましょう。

LANケーブルを折り曲げて使っていると、内側で断線してしまうケースが良くあります。

完全に断線してしまえば通信ができないので分かりやすいのですが、一部分の断線や損傷では使えてしまうことが多いです。

特に、折り曲げて長い間使っていると癖がついてしまい、ケーブルを伸ばした際に断線してしまいます。

昔からLANケーブルを使い続けている場合は、下記の項目を参考にして、最新の通信規格に対応した製品に買い替えるようにしてください。

対策2:LANケーブルの通信規格を確認して必要に応じて買い替える

使っているLANケーブルが対応する通信規格によって本来の回線速度が出ていない可能性があります。

「たかがケーブル」と思われがちなLANケーブルですが、無線LANルーターと同様に対応する通信規格が存在します。

通信規格によって最大通信速度(伝送速度)が異なるので、まずは使っているLANケーブルの通信規格を確認しましょう。

通信規格の確認方法は簡単で、LANケーブル本体に下記のような英数字が書かれているのでそれをチェックするだけです。

通信規格の確認方法

画像引用:auひかり公式HP

LANケーブルの通信規格が確認できたら、下記の表を参考にして通信速度を確認してください。

LANケーブルのカテゴリ一覧表

カテゴリ名称通信速度伝送帯域
CAT840Gbps2000MHz
CAT710Gbps600MHz
CAT6A1Gbps500MHz
CAT61Gbps250MHz
CAT5e1Gbps100MHz
CAT5100Mbps100MHz

もし、いま使っているLANケーブルの通信規格(カテゴリー)が「CAT5」の場合は、最大でも100Mbpsまでしか出ないので回線速度が遅くなっているのかもしれません。

その場合は、最低でも「CAT5e」のLANケーブルに買い替えることをおすすめします。

「CAT5e」のLANケーブルは家電量販店にて2,000円程度で購入できるので探してみてください。

ここまででLANケーブルについてのチェック項目はおしまいです。

続いて、回線事業者からレンタルしているモデム、ONU、ホームゲートウェイの状態を確認しましょう。

3つの名前がありますが、回線事業者によって呼び方が違うだけのほぼ同じ機能を持つ通信機器のことです。

厳密にはそれぞれで微妙な機能の違いがあるのですが、ここではざっくりと「光回線を使うために必須のもの」と覚えておけばOKです。

原因(5)モデム、ONU、ホームゲートウェイ

回線速度が遅い時の5つ目の原因は、回線事業者からレンタルしているモデムやONU、ホームゲートウェイかもしれません

ここまでご覧いただくまでに、すでに一度再起動しているかと思いますが、改めて状態を確認していきましょう。

対策:異常がある場合は通信事業者に問い合わせをする

モデムやONU、ホームゲートウェイなどの通信機器が異常に熱を持っている場合、一度電源を切ってコンセントも抜いた状態で30分ほど放置してください

その後、改めて電源を入れなおすことで不具合が改善される可能性があります。

また、ライトが点滅していたり通常時とは異なる色のランプがついていたりした場合は故障の可能性が高いです。

その場合は、使っている通信事業者に問い合わせをして、通信機器の故障修理・交換対応をしてもらいましょう。

主要な光回線のカスタマーセンターへの連絡先は下記を参考にしてください。

通信事業者問い合わせ先一覧

光回線電話番号受付時間
フレッツ光東日本0120-00011324時間
フレッツ光西日本0120-24899524時間
ドコモ光ドコモ携帯:113
一般電話:0120-800-000
24時間
auひかり0077-70849時~23時
ソフトバンク光0800-111-200910時~19時
NURO光0120-300-2609時~21時
So-net光プラス0120-80-77619時~18時

問い合わせをする時間帯によっては、後日専門スタッフからの折り返し連絡となる場合があります。

各キャリアショップに故障対応の依頼をしても同じ対応となるので、基本的には電話で連絡することをおすすめします。

さて、次の項目で解説する内容がいよいよ最後となります。

ここまで試して回線速度が改善しない場合は、ネット回線そのものに原因がある可能性が高いです。

確認は簡単なので、最後まで頑張りましょう。

原因(6)ネット回線

回線速度が遅い時の最後の原因は、ご利用中のネット回線そのものにあるかもしれません

回線速度が遅い時の原因がネット回線にある場合の改善策は下記の2通りです。

この項目で解説する内容が最後なので、頑張って確認していきましょう。

対策1:IPv6接続に変更する(要オプション料)

あなたが使っているネット接続が「IPv4」の場合は「IPv6オプション」に申し込むと速度が改善する可能性が高いです。

IPv6オプションとは、いま使っているネット回線にIPv6アドレスを割り当てることで、回線の混雑を避けてインターネットに接続できる機能のことです。

いまのネット接続を確かめる方法は、下記のWebサイトにアクセスして、画面に表示される英数字を確認すればOKです。

いまでは標準機能としてIPv6に対応しているネット回線も多いですが、上記で確認してIPv4接続だった場合は、いま使っている回線事業者が提供するIPv6オプションにお申し込みください。

回線事業者によって名称は様々ですが、ネットで「利用中の回線事業者名+IPv6」と検索をすればすぐに出てくるので迷うことはないでしょう。

対策2:通信事業者に問い合わせをする

ここまで解説してきた改善策すべてを試しても回線速度が改善しない場合は、最後の手段として通信事業者に問い合わせをしましょう。

通信速度が遅い旨を伝えることでより具体的で細かな解決方法を教えてもらえる可能性があります。

また、専門スタッフの訪問サポートが受けられる場合もあるので、下記の問い合わせ先を参考にして回線事業者へ連絡をしてください。

通信事業者問い合わせ先一覧

光回線電話番号受付時間
フレッツ光東日本0120-00011324時間
フレッツ光西日本0120-24899524時間
ドコモ光ドコモ携帯:113
一般電話:0120-800-000
24時間
auひかり0077-70849時~23時
ソフトバンク光0800-111-200910時~19時
NURO光0120-300-2609時~21時
So-net光プラス0120-80-77619時~18時

もし、サポートセンターに問い合わせをしても回線速度が遅い原因が分からない場合は、あなたの住んでいる物件や地域とその光回線の相性が合わなかったのかもしれません。

その場合は他の光回線に乗り換えることで回線速度が劇的に改善する可能性が高いです。

自宅のネット回線の乗り換えと聞くと少し面倒に感じられるかもしれませんが、快適なネット環境を整えるためにあと少しだけ頑張ってみましょう。

この記事の最後として、回線速度が遅いと感じた時に検討すべきおすすめの光回線をご紹介します。

どうしても改善しない場合、回線乗り換えを検討しよう

ここまで、回線速度が遅いと感じた時の6の原因と14個の改善策をすべてご紹介してきました。

「できる限りの改善策を試してみたけど回線速度は遅いままだった…」という場合は、他の光回線への乗り換えをご検討ください

この項目では、ネット回線が遅い時に乗り換えを検討すべきおすすめの光回線をご紹介します。

ネット回線が遅い時に乗り換えを検討すべきおすすめの光回線

光回線月額料金最大通信速度地域
NURO光戸建て:4,743円~
マンション:1,900~2,500円
10Gbps
6Gbps
2Gbps
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、福岡県、佐賀県
電力系光回線eo光戸建て:5,550円~
マンション:5,550円~
10Gbps
5Gbps
1Gbps
愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
eo光戸建て:4,953円~
マンション:3,124円~
10Gbps
5Gbps
1Gbps
大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、福井県、和歌山県
MEGA EGG戸建て:4,200円
マンション:3,200円
1Gbps広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県
ピカラ光戸建て:5,200円
マンション:4,000円
1Gbps香川県、愛媛県、徳島県、高知県
BBIQ戸建て:5,800円
マンション:4,100円
1Gbps福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

この項目では、「これらの光回線がおすすめの理由は?」といった点について解説していきます。

これからの光回線選びの参考にしてください。

NURO光

NURO光

画像引用:NURO光公式HP

通信速度を重視して光回線を選びたい人に最もおすすめなのが「NURO光です。

NURO光の特徴を簡単にまとめると以下の通りとなります。

  • 標準プランで最大通信速度が2Gbpsに対応している
  • 月額料金が他の光回線と比べて500円程度安い
  • 日本全国展開ではないため利用者は限られる

NURO光は標準プランで最大通信速度2Gbpsに対応しており、他の光回線と比べて圧倒的に通信速度が速いことが特徴です。

他の光回線よりも通信速度が速い秘密は、国際標準規格「G-PON」を採用した上で、SONYが独自開発した専用ホームゲートウェイを利用しているためです。

ここまで聞くと「逆に料金は高いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、フレッツ光が敷設したものの一切使っていないダークファイバー網を安く仕入れることで、他の光回線よりも500円ほど安い月額料金を実現しました。

つまり、他の光回線より通信速度は速くて月額料金は安いというイイコトづくしの光回線なのです。

その代わり、NURO光の提供エリアは随時拡大中で、まだ日本全国で使える訳ではないというのが欠点です。

キャッシュバック専用ページから申し込みをすれば誰でももれなく35,000円のキャッシュバックがもらえる他、40,000円かかる初期工事費用が実質0円になるので、申し込み時の初期費用が安く済むのも嬉しいポイント。

非常に魅力的なポイントが多い光回線なので、回線速度が遅くてお困りの場合は、NURO光へのお乗り換えをご検討ください。

nuro光の申し込みをする!

電力系光回線

電力系光回線一覧

「NURO光の提供エリア外に住んでるんだけどどうしたらいいの?」と疑問に思う人は、各地方にある電力会社が運営している「電力系光回線」がおすすめです。

電力系光回線は全部で5社あり、それぞれ以下のように提供エリアが異なります。

電力系光回線5社

光回線運営会社月額料金通信速度提供エリア
eo光中部テレコミュニケーション戸建て:5,550円~
マンション:5,550円~
10Gbps
5Gbps
1Gbps
愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
eo光オプテージ戸建て:4,953円~
マンション:3,124円~
10Gbps
5Gbps
1Gbps
大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、福井県、和歌山県
MEGA EGGエネルギア・コミュニケーションズ戸建て:4,200円
マンション:3,200円
1Gbps広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県
ピカラ光ST Net戸建て:5,200円
マンション:4,000円
1Gbps香川県、愛媛県、徳島県、高知県
BBIQ九州通信ネットワーク戸建て:5,800円
マンション:4,100円
1Gbps福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

「どうして電力系光回線がおすすめなの?」と疑問に思う人は多いかと思いますが、その理由は電力系光回線の特徴にあります。

電力系光回線の特徴を簡単にまとめると以下の3つが挙げられます。

  • 各地方にある電力会社の独自設備を使用している光回線
  • その地方限定なので利用者が少なく光コラボと比べて回線の混雑が起こりづらい
  • 提供エリアがかなり狭いので利用者は限定される

電力系光回線は、各地方にある電力会社が運営しており、提供エリアはその地域に限定されています。

地域限定の光回線ということで利用者が少なく、フレッツ光回線を利用している光コラボと比べて回線が混雑を起こしづらいことが最大の特徴です。

また、一部は提供エリアが被っていますが、NURO光の提供エリア外でも使えるので、回線速度が遅くて困っている人におすすめです。

その地域に住んでいる人しか使えないのが残念なポイントですが、利用者が少なく回線が混雑を起こしづらいことの裏返しともいえるので、NURO光に申し込めない場合は電力系光回線をご検討ください。

重要なポイントまとめ

以上、回線速度が遅いと感じた時の6つの原因と14個の改善策をご紹介してきました。

この記事を読むまでは、

「ネット回線が遅くて使い物にならない!」

「ネット回線が遅くて困っているけど改善方法が分からない」

「回線速度が遅いから通信速度が速い光回線に乗り換えたい!」

と思っていた人も、ネットの回線速度が遅くなる原因と、何をチェックして改善すれば良いのかがお分かりいただけたのではないでしょうか。

回線速度が遅くて困る人に向けたおすすめの光回線もご紹介してきたので、ぜひこの記事を参考にして快適なネット環境をご利用ください。

筆者吹き出し

  • 回線速度が遅い時は「無線LANルーター」「ONU(モデム)」の再起動を行う
  • それでも回線速度が改善しない時はネット回線で通信障害が起こっていないかをチェック
  • 通信障害が起きていなかったら、パソコン・無線LANルーター・LANケーブル・ONU(モデム)の確認をする
  • 通信機器に問題がない場合はIPv6オプションに申し込むか、通信事業者に問い合わせをする
  • 回線速度がまったく改善しない場合は「NURO光」か「電力系光回線」に乗り換えるのがおすすめ

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