「ドコモ光を使っていて引っ越しをする時って何をすればいいの?」
「ドコモ光の引っ越し費用ってどれくらい必要なの?」
「ドコモ光よりもお得に使える光回線ってある?」
職場が変わる・家族が増える・新築一戸建てを建てるなどの理由で引っ越しをする時、いま使っているドコモ光の引っ越し手続きはどうすればいいか迷っていませんか?
引っ越しの荷物をまとめたり役所での手続きをしたり、ただでさえ忙しいのに、ドコモ光の引っ越し手続きで余計な手間はかけたくないですよね。
高額な引っ越し費用も掛かりますし、できることならお金をかけずに新居でのネット環境を整えたい!と思う人は多いはず。
そこでこの記事では、ドコモ光の引っ越しに伴う4つの手続きと費用を節約するための全知識をご紹介いたします。

この記事を読んでもらえれば、ドコモ光の引っ越し手続きをスムーズに進められるようになるので、忙しい引っ越し作業が楽になりますよ。
また、ドコモ光から他の光回線に乗り換えた方が費用を節約できる場合があるので、乗り換えた方がお得になるケースについてもご紹介していきます。
ドコモ光の引っ越しにおけるお役立ち情報が盛りだくさんなので、ぜひ最後までご覧ください。
図で解説!ドコモ光の引っ越しに伴う手順
それでは早速、ドコモ光の引っ越しに伴う手順について解説していきます。
まずは、引っ越し先でもドコモ光を使い続けたいかどうかを決めるところから始めましょう。
引っ越し先でもドコモ光を使い続けるか、ドコモ光を解約して新しい光回線に乗り換えるかで手続きの手順はガラッと変わります。
「じゃあ私はどっちで申し込めばいいんだろう?」と疑問に思う人も多いかと思うので、下記を参考にしてどちらに申し込むべきかをお選びください。
- スマホのキャリアがドコモの人は「移転手続き」
- 新規契約でキャッシュバックやお得な特典が欲しい人は「乗り換え
どちらで申し込むべきか迷っている人は、この考え方で判断すると良いですよ。
手続き方法が決まったら、上記のリンクから一連の手続きの流れを確認していきましょう。
そのままドコモ光を使う場合の手続き
「引っ越し先でもドコモ光を使いたい!」と思っている人は、以下の流れで手続きを進めていきましょう。
それぞれのステップについて解説していきます。
ステップ1. ドコモ光の移転手続きを行う
まず初めに、ドコモ光の移転手続きを申し込みましょう。
移転手続きの申し込み方法は下記の3通りがあります。
ドコモ光 移転手続き申し込み方法
申し込み先 | 受付時間 | |
---|---|---|
Webサイト | お引越し受付フォーム | 24時間 |
電話 | ドコモインフォメーションセンター
| 9時~20時 |
ドコモショップ | 最寄りのドコモショップを検索 | 店舗の受付時間に準じる |
参考:ドコモ光公式HP
「Webサイト」で移転手続きを申し込むと2,000ptのdポイントがもらえる特典が実施中です。
ドコモショップや電話がつながるまで待たされる時間がなく、あなたの好きなタイミングで申し込めるので、基本的にはWebサイトから申し込むのがおすすめです。
申し込んだ後は「ドコモ光 引っ越しWeb手続きセンター」からの電話連絡で引越し先住所と工事日の確認をして、申し込み受付が完了となります。
折り返しの電話連絡をもって初めて受付完了となるので、知らない電話番号から電話がかかってきますがこの時ばかりは応対するようにしてください。
申し込みの際に必要な物
ドコモ光の移転手続きをする際に必要な物は以下の通りです。
- ご契約者名義
- ペアとなる携帯電話の番号
- ご契約ID(お客さまID)
- お引越し先のご住所
- 工事希望日
参考:ドコモ光公式HP
ドコモ光の「ご契約ID(お客さまID)」は、申込書類の控え(開通のご案内)やMy docomoで確認できます。
また、申し込みの段階で2週間~2か月先までの期間内で工事希望日が決められます。
ただし、工事業者のスケジュールによる部分が大きいので、必ずしも希望日に工事が行われる訳ではありません。
引っ越しの当日からすぐにインターネットを使いたい気持ちはよく分かりますが、時間に余裕をもって申し込むようにしましょう。
なお、原則として、移転手続きの申し込みができるのは「契約者本人」だけなのでご注意ください。
ステップ2. ドコモ光から送られてくる「開通のご案内」を受け取る
移転手続きを申し込んで折り返しの電話連絡を受け取った後、ドコモ光から「開通のご案内」が送られてきます。
引っ越し先でドコモ光を使うための契約書類の控えなので、受け取ったら捨てずに保管しておくようにしてください。
なお、ドコモ光タイプCの場合は「開通のご案内」は送付されないので、該当する人は覚えておきましょう。
ステップ3. 新住所でドコモ光の開通工事に立ち会う
新住所でドコモ光の開通工事に立ち会います。
と言っても、工事業者の人が配線チェックを行ったりルーターの設置をしたりするだけなので、あなた自身が何かをしなければならない訳ではないのでご安心ください。
ただし、原則として、契約者本人が工事に立ち会う必要があるのでスケジュールの調整はしておきましょう。
ステップ4. 初期設定・接続確認を行う
開通工事が終わった後は、パソコンなどでルーターの初期設定や接続確認を行います。
ここでなんの問題もなければ、無事にドコモ光の移転手続きは完了です。
ドコモ光から他回線に乗り換える場合の手続き
「ドコモ光から他の光回線に乗り換える時はどうすればいいの?」と疑問に思う人は、以下の手順を行えばOKですよ。
ドコモ光から他の光回線に乗り換える場合、解約するよりも前に乗り換え先の光回線に申し込んでおくのがポイントです。
その理由は、インターネットが使えない期間をなるべく短くするためです。
それぞれのステップについて確認していきましょう。
ステップ1. 新しいインターネット回線に申し込む
まずは、引っ越し先で使う新しいインターネット回線に申し込みましょう。
ドコモ光を解約するよりも先に申し込む理由は、インターネットが使えない期間をなるべく短くするためです。
先にドコモ光を解約してしまうと、新しい光回線が開通するまではスマホのデータ容量を使うことになるので速度制限になる可能性が高くなります。
そのため、特別な事情がない限りは先に新しいインターネット回線に申し込むことをおすすめします。
乗り換え先の光回線が決まっていない人は「最大1.5万円の節約も!このケースに当てはまる場合は乗り換えがおすすめ」を参考にしてください。
なお、ドコモ光から他の光コラボへ乗り換える場合は「事業者変更」という専用の手続きを行うことになります。
光コラボ間の乗り換え専用手続き「事業者変更」について
「えっ?事業者変更ってなんのこと?」
事業者変更とは、事務手数料3,000円で光コラボ間の乗り換えができる、2019年7月1日から始まったばかりの新しい制度です。
ドコモ光はフレッツ光の回線を流用している光コラボの一種で、他にもソフトバンク光やSo-net光プラスなどが光コラボにあたります。
ドコモ光から他の光コラボに乗り換える場合は、20,000円前後の初期工事費用を支払うことなく、たったの3,000円で乗り換えられるので普通に乗り換えるよりもおトクです。
ただし、解約をしてしまっていると事業者変更はできなくなってしまうので、新しいインターネット回線に申し込むまではドコモ光を解約してはいけません。
また、下記の光回線はそれぞれ独自の回線設備を利用しているため、事業者変更という手続きはできません。
- NURO光
- auひかり
- eo光
- コミュファ光
- MEGA EGG
- ピカラ光
- BBIQ
これらの光回線に申し込む場合は、通常通り「新規契約」で申し込むことになるので覚えておきましょう。
ステップ2.ドコモ光の解約手続きを申し込む
新しいインターネット回線に申し込んだら、ドコモ光の解約手続きを行います。
他の光コラボへ乗り換える場合は「事業者変更」となって解約手続きを行う必要はありませんので、この項目は読み飛ばしてください。
NURO光やauひかりなど一部の光回線に申し込む場合は、下記の2通りの方法でドコモ光の解約を行いましょう。
ドコモ光 解約手続き
電話 | ドコモインフォメーションセンター
| 9時~20時 |
---|---|---|
ドコモショップ | 最寄りのドコモショップを検索 | 店舗の受付時間に準じる |
参考:ドコモ光公式HP
ドコモ光の解約を行う時、新しいインターネット回線の開通工事をする日を目途に手続きをするのが賢いやり方です。
Webサイトではドコモ光の解約手続きができないのでご注意ください。
ステップ3.新たに申し込んだインターネット回線の開通工事に立ち会う
ドコモ光の解約手続きが済んだら、あとは新しいインターネット回線の開通工事日を待つのみです。
開通工事には契約者本人が立ち会う必要があるので、予定を開けておくようにしましょう。
工事業者の人が配線などの手配をしてくれるので、あなたが何かをする必要はありませんのでご安心ください。
ステップ4. 初期設定・接続確認を行う
開通工事が終わったら、パソコンなどで初期設定・接続確認を行いましょう。
なんの問題もなくインターネットに接続できれば、ドコモ光から他の光回線への乗り換えは無事に完了です。
乗り換えた光回線のキャッシュバックは数か月後に案内メールが届くケースが大半なので、乗り換えが終わって油断しないように気を付けてくださいね。
最大1.5万円の節約も!このケースに当てはまる場合は乗り換えがおすすめ
ここまで、ドコモ光の引っ越し手続きや他の光回線に乗り換える場合の手順についてご紹介してきました。
基本的には移転手続きの方が手間もかからず楽ですが、「引っ越しに伴って毎月のネット代を節約したりキャッシュバックをもらったり、お得に契約できるなら他の光回線に乗り換えても良いかな?」と思いますよね。
そこで、この項目ではドコモ光から乗り換えると最大で15,000円も通信費を節約できるおすすめの光回線を3つご紹介します。

この項目で紹介する光回線は、筆者が調べた中で「新規契約でキャッシュバックがもらえる」「ドコモ光よりも月額料金が安い」の2点に絞って厳選したおすすめの光回線です。
上記のケースに当てはまる場合は、ぜひこの機会にドコモ光からのお乗り換えを検討してみてください!
(1)NTT東日本/西日本エリアを跨ぐ引っ越しなら「ドコモ光の解約新規」がおすすめ
GMOとくとくBB×ドコモ光の概要
通信速度 | 最大1Gbps | |
---|---|---|
月額料金 | 戸建て | 5,200~5,400円 |
マンション | 4,000~4,200円 | |
セット割 | ドコモスマホ:最大1,000円割引 | |
キャッシュバック・特典 | 最大15,000円キャッシュバック dポイント10,000pt 新規工事料無料 WiFiルーター無料レンタル ドコモ光専用無料訪問サポート マカフィーRマルチアクセス1年間無料 dカードGOLD申し込みでGMOポイント5,000円分プレゼント | |
提供エリア | 東日本 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県 |
西日本 | 富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
まず初めにご紹介するのは、ドコモ光を一度解約してから引っ越し先の住所でドコモ光を新規契約する「解約新規」という方法です。
解約新規とは読んで字のごとく、いまのドコモ光を解約してから申し込みをし直す手続きの流れを指しますが、この手順を踏むことでドコモ光の新規契約時のキャッシュバックや特典をもらうことができるのです。
「一度解約してから再契約って大丈夫なの?」と不安に思われるかもしれませんが、ドコモ光のオペレーターから公式に案内されるケースが多いので安心して大丈夫ですよ。
ちなみに、ドコモ光の提供エリアはフレッツ光と同じですが、NTT東日本と西日本とで管轄する都道府県が異なります。
東日本と西日本を跨ぐ引っ越しの場合は、移転工事費が高額になるので解約新規をした方がキャッシュバックをもらえてお得です。
ただし、ドコモ光に新規申し込みをするという意味で時間と手間がかかるので、とにかく楽にドコモ光の引っ越し手続きを終わらせたい場合は「移転手続き」の方をお選びください。
「移転手続き」と「解約新規」のおトク度を比較
ドコモ光の解約新規についてご紹介しましたが、「移転手続きと解約新規はどちらがお得なの?」と疑問に思いますよね。
そこで、ドコモ光の移転手続きと解約新規におけるキャッシュバックや特典内容を比較しましたので、以下の表をご覧ください。
移転手続きと解約新規の比較表
移転手続き | 解約新規 | ||
---|---|---|---|
費用 | 事務手数料 | 2,000円 | 3,000円 |
初期工事費 | 引っ越し先が戸建てタイプ:9,000~18,000円 引っ越し先がマンションタイプ:7,500~15,000円 | 戸建て:18,000円 マンション:15,000円 | |
契約解除料 | 0円 | 戸建て:13,000円 マンション:8,000円 | |
キャッシュバック・特典 | dポイント2,000pt還元 | 最大15,000円キャッシュバック dポイント10,000pt還元 |
※解約新規のキャッシュバック金額は、ドコモ光をGMOとくとくBBで申し込んだ場合の金額です
※キャッシュバック金額は2019年9月時点の金額です
忙しい引っ越しの最中は「移転手続き」の方が手間もかからず簡単
移転手続きの方が事務手数料や工事費用が安い代わりにキャッシュバックや特典の部分が弱い印象です。
解約新規の場合は、更新月でない場合は契約解除料が発生してしまいますが、新規契約時のキャッシュバックや特典が丸々もらえるので、おトク度で言えば解約新規に軍配が上がります。
ただし、移転手続きの方が申し込む際の手順は圧倒的に楽なので、ただでさえ忙しい引っ越し作業中に面倒くさい手続きをしたくない場合は「移転手続き」をおすすめします。
ドコモ光の解約新規申し込み方法
ドコモ光を解約新規で申し込む際は、一度「ペア回線」を外してから新住所でドコモ光に申し込まなければなりません。
具体的な手順の流れをまとめると以下の通りです。
- ドコモショップかドコモインフォメーションセンターでペア回線を外す
- ドコモインフォメーションセンター:151、もしくは0120-800-000
- ドコモショップ:最寄りのショップを探す
- いまの住所で使っているドコモ光を解約する
- 新住所でドコモ光の新規申し込みをする
上記の手順で手続きをすれば、簡単に解約新規でドコモ光に申し込みができます。
上記で出てきた「ペア回線」は、ドコモスマホとドコモ光を紐づけることで、セット割や毎月の料金を合算支払いできるようになる便利なサービスのことです。
特に意識したことがないという人もいるかもしれませんが、逆に言えば、セット割が適用されて毎月のスマホ代が安くなっていたり、ドコモ光とスマホの料金を合わせて支払っていたりする場合は必ずペア回線を設定しています。
ドコモ光に新規で申し込む場合、ドコモスマホの電話番号が必要になるため、あらかじめペア回線を外しておく必要があるのです。
家族でドコモのスマホを使っている人がいるなら、その電話番号を使って新規契約をすればペア回線を外す手続きを行う必要はありません。
少し面倒に感じるかもしれませんが、キャッシュバックや特典を受け取るためにはこの手順で申し込みをする必要があるので頑張りましょう。
(2)動画やゲームを快適に楽しむために通信速度を求めるなら「NURO光」がおすすめ
NURO光の概要
通信速度 | 最大2Gbps ※一部地域では最大10Gbps/6Gbpsプランの選択が可能 | |
---|---|---|
月額料金 | 戸建て | 4,743円 |
マンション | 1,900~2,500円 | |
セット割 | ソフトバンクスマホ:最大1,000円割引 | |
キャッシュバック・特典 | 最大35,000円キャッシュバック 基本工事料40,000円無料 WiFiルーター無料レンタル So-net設定サポートサービス初回無料 ひかりTV for NURO加入で最大2ヶ月無料 | |
提供エリア | 東日本 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、 |
西日本 | 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、福岡県、佐賀県 |
いままで使っていたドコモ光の通信速度に不満がある場合は、国内で最速の光回線である「NURO光」がおすすめです。
大前提として上記の提供エリア内に引っ越す必要がありますが、通常の料金プランで最大通信速度2Gbpsと、ドコモ光の2倍もの超高速インターネットが使えるようになります。
さらに、月額料金においてもドコモ光より安く使えるので、引っ越し先がNURO光の提供エリア内であれば、真っ先に検討すべき光回線だと言えます。
その上、NURO光キャッシュバック専用ページから申し込みをすれば光電話を含む一切のオプション加入なしで、現金35,000円のキャッシュバックがもらえて工事費まで実質無料となります。
ドコモ光よりも速度が速い上に毎月の通信費の節約にもつながるので、引っ越しに伴ってネット回線を乗り換えるなら、まず真っ先にNURO光のエリアを確認することをおすすめします。
(3)とにかくインターネットを安く使いたいなら「So-net光プラス」がおすすめ
So-net光プラスの概要
通信速度 | 最大1Gbps | |
---|---|---|
月額料金 ※工事費込み | 戸建て | 3年目まで:3,980円 4年目以降:5,580円 |
マンション | 3年目まで:2,980円 4年目以降:4,480円 | |
セット割 | auスマホ:最大1,000円割引 | |
キャッシュバック・特典 | ネット月額料金 割引キャンペーン WiFiルーター無料レンタル So-net光電話同時申し込みで最大12か月無料 無料訪問設定サポート | |
提供エリア | 東日本 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県 |
西日本 | 富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
引っ越しに伴って毎月の通信費をとことん安くしたいと考えているなら「So-net光プラス」への乗り換えがおすすめです。
So-net光プラスは、ドコモ光と同じフレッツ光回線を使っている「光コラボレーション」のひとつなので、最大通信速度や提供エリアはまったく同じです。
ですが、新規契約の月額料金割引キャンペーンによって、光回線の中でも突出した月額料金の安さを実現していることが特徴です。
ドコモ光と比べるとひと月あたり1,200円の差額があるので、年間14,400円の通信費を節約することができます。
ただし、4年目に突入するとドコモ光よりも月額料金が高くなってしまうので、その時には別の光回線へ乗り換える必要があることを覚えておきましょう。
また、ドコモ光からSo-net光プラスへ乗り換える場合は「事業者変更」という手続きを行うことになり、通常の申し込み方法とは異なる点にご注意ください。
事業者変更 申し込み方法
事業者変更は、事務手数料3,000円のみで光コラボ間の乗り換えができる新しい申し込み方法です。
光コラボであるドコモ光から、同じく光コラボのSo-net光プラスへ乗り換えるためには以下の手順で授業者変更を行う必要があります。
- ドコモ光から「事業者変更承諾番号」を取得
- So-net光プラスに「事業者変更」の申し込みをする
- So-net光プラスから契約者情報が送られる
- ドコモ光からSo-net光プラスへ自動的に切り替えが行われる
- ルーターやパソコンで再設定をして完了
上記の手順通りに手続きをすれば、誰でも簡単に光コラボ間の乗り換えである「事業者変更」に申し込めます。
ここでのポイントが、ドコモ光から「事業者変更承諾番号を取得する」という点です。
事業者変更承諾番号の取得方法
ここまで読んだほとんどの人が「事業者変更承諾番号って何?」と疑問に思われることでしょう。
事業者変更承諾番号とは、以下のような英数字でできた11桁の番号のことです。
光コラボ間の乗り換えをする為には「事業者変更承諾番号」が必須なので、必ず取得しなければなりません。
取得方法は簡単で、最寄りのドコモショップへの来店、もしくはドコモインフォメーションセンターへ電話をすればOKです。
ショップだと待ち時間や引き留め防止の提案でかなりの時間がかかってしまうので、忙しい引っ越しの最中に手続きをするなら「電話」で取得するのがおすすめです。
ドコモインフォメーションセンター
電話番号 | 受付時間 |
---|---|
| 9時~20時 |
参照:お問い合わせ|ドコモ光
なお、事業者変更承諾番号には取得した日から数えて15日間という有効期限が定められています。
有効期限が切れたら再取得が可能ですが手間もかかるので、取得したらなるべく当日中に乗り換え先の光コラボへ申し込むようにしましょう。
ドコモ光の引っ越し手続きの注意点
ここまで、ドコモ光の引っ越し手続きの手順や他の光回線に乗り換えた方が良いケースについて解説をしてきました。
移転手続きに関しては専用のWebフォームから申し込んでドコモ光からの連絡を待つだけなので、意外と簡単に手続きは終わります。
「じゃあ、さっそくドコモ光の手続きをしてみよう!」
と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。ドコモ光の引っ越し手続きをする際には、必ず知っておかなければならない注意点があります。
注意点の数自体は多いですが、ドコモ光の引っ越しをする人全員に当てはまる訳ではないので、上記のリンクから該当する項目だけチェックしていきましょう。
1.引っ越し先でドコモ光が使えないケースがある
ドコモ光の移転手続きをする際、同じ県内や市区町村への引っ越しでもドコモ光が使えないケースがあります。
ドコモ光を使うためには物件の近くの電柱などから光回線を引き込みますが、その回線(ポート)に空きがない場合はドコモ光の契約そのものができません。
これはマンションへの引っ越しで起こりうる現象で、フレッツ光回線のポートに空きがないという意味で他の光コラボでもネット回線の契約ができないということになります。
引っ越し先の物件が契約しているネット回線を利用するか、管理会社や大家さんにポートの増設工事を行ってもらう必要があるので、事前に確認しておくようにしましょう。
2.新築に引っ越す場合は住所登録のため余計に時間がかかる
新築一戸建てに引っ越す場合、NTTの住所登録が必要なため、通常よりも開通工事に時間がかかることが多いです。
こればかりは住所登録、並びに開通工事が終わるのを待つほか選択肢がありません。
新築に引っ越す予定ができたら、なるべく早い内にドコモ光の移転手続きをお申し込みください。
3.NTT東日本/西日本エリアを跨ぐ引っ越しの場合は工事費用が高くなる
ドコモ光で移転手続きをする際、NTT東日本と西日本エリアを跨ぐ引っ越しの場合、同じエリア内で引っ越す場合と比べて工事費用が高くなります。
ドコモ光の移転手続きをする際の工事費用一覧
工事費用 | エリア内の引っ越し | 戸建て:9,000円 マンション:7,500円 |
---|---|---|
エリアを跨ぐ引っ越し | 戸建て:18,000円 マンション:15,000円 | |
東日本 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県 | |
西日本 | 富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
※派遣工事なしの場合は工事費用の代わりに手数料2,000円が発生します
エリアを跨ぐ移転手続きの場合は、新規契約時の初期工事費用と同額の工事費用が必要となる計算です。
そのため、エリアを跨ぐ引っ越しの場合はドコモ光の解約新規で申し込んだ方がキャッシュバックをもらえてお得になります。
仕事の都合などで遠方に引っ越さなければならない場合は、「通常の移転手続きよりも解約新規の方が良い」と覚えておきましょう。
4.ドコモ光電話を継続利用する場合は電話番号が変わる可能性がある
引っ越しに伴って、ドコモ光で使っていた光電話の電話番号が変わってしまう可能性があります。
NTT加入電話時代の電話番号を光電話で使っている場合は「アナログ戻し」をすれば引っ越し先でも電話番号を継続利用できる可能性があります。
ですが、ドコモ光電話などで新規取得した電話番号は継続利用できない可能性が非常に高いので、ドコモ光のオペレーターに電話番号が変わってしまうかどうかを確認するようにしましょう。
5.引っ越しが終わるまでドコモ光の料金は請求されないがセット割の金額も減る
ドコモ光の移転手続きをすると、どうしてもインターネットが使えない「不通期間」が生まれてしまいます。
この期間中はドコモ光を使いたくても使えないという状況であるため、当然ながらドコモ光の利用料金は発生しません。
ただし、この期間中はドコモ光を使っていない=契約していないのと同じ扱いとなり、ドコモスマホとの「ドコモ光セット割」が一時的に適用されなくなります。
つまり、ドコモ光の通信費は安くなりますが、スマホの料金は割引がない分、普段より高い金額になるということです。
ドコモ光の移転手続きは申し込みから最短でも2週間はかかるので、その期間中は割引が適用されないことを覚えておきましょう。
6.ドコモ光のプロバイダを変更した場合はルーターやパソコンの初期設定をし直す必要がある
ドコモ光の移転手続き・解約新規をした際にプロバイダを変更した場合、ルーターやパソコンの初期設定をし直す必要があります。
引っ越しをした後で突然インターネットが使えなくなった、というトラブルは大半が初期設定をやり直していないことが原因です。
意外と見落としがちなポイントなので、より具体的な設定手順は「引っ越し後の設定方法でつまづきがちなポイント」で解説していきます。
7.ドコモ光を解約する場合はレンタル機器をすべて返却しないと賠償金がかかる
引っ越しに伴ってやむなくドコモ光を解約しなければならない場合、いままで使っていたルーターやケーブルなどをすべて返却しなければなりません。
基本的には工事業者による取り外し工事ですべて持ち帰ってくれますが、万が一、未返却物があった場合はNTT東西より督促状や電話での連絡がくる場合があります。
最終的にレンタル機器の紛失、未返却となった場合は機器相当額が請求されることになるので、レンタル機器は必ずすべて返却するようにしてください。
ドコモ光の引っ越しに伴う費用
ここまで、ドコモ光の引っ越し手続きにおける注意点を解説してきました。
この項目では、誰もが気になる「ドコモ光の引っ越しに伴う費用」を分かりやすくまとめてご紹介します。
ドコモ光の引っ越しで必要な費用は以下の通りです。
ドコモ光の引っ越し費用まとめ
項目 | 費用 | |
---|---|---|
移転事務手数料 | 2,000円 | |
移転工事料 | NTT東日本内・西日本内の引っ越し | 戸建て:9,000円 マンション:7,500円 派遣工事なし:2,000円 |
NTT東日本・西日本を跨ぐ引っ越し | 戸建て:18,000円 マンション:15,000円 派遣工事なし:2,000円 | |
契約解除料 ※ドコモ光を解約する場合 | 戸建て:13,000円 マンション:8,000円 |
参考:ドコモ光公式HP
NTT東日本内・西日本エリア内で引っ越す場合は、移転事務手数料込みで、戸建てなら4,000~11,000円、マンションなら4,000~9,500円の費用が必要です。
エリアを跨いで引っ越す場合は、戸建てで4,000~20,000円、マンションで4,000~17,000円です。
ドコモ光を解約する場合は、上記に加えて契約解除料が発生するので、さらに費用が必要となります。
追加費用がかかる4つのケース
ドコモ光の引っ越しは10,000~20,000円前後の費用が必要であることが分かりました。
ですが、ドコモ光の引っ越しで追加費用がかかるケースが4つあるので、あらかじめ解説しておきますね。
1.土日指定で開通工事を行う場合
ドコモ光の開通工事・移転工事を、土日指定で行う場合は追加工事料3,000円がかかります。
一人暮らしの会社員の人は、ほとんどが土日指定で工事を行うことになるかと思うので、追加工事料3,000円はほぼ必須で支払う必要があります。
2.東日本・西日本をまたぐ引っ越しの場合
NTT東日本/西日本エリアを跨ぐ引っ越しの場合、同エリア内で引っ越す場合よりも移転工事料が高額になります。
移転工事料
NTT東日本内・西日本内の引っ越し | 戸建て:9,000円 マンション:7,500円 派遣工事なし:2,000円 |
---|---|
NTT東日本・西日本を跨ぐ引っ越し | 戸建て:18,000円 マンション:15,000円 派遣工事なし:2,000円 |
エリアを跨ぐ引っ越しの場合は、ドコモ光を新規契約する時と同じ金額の工事費用が掛かります。
そのため、エリアを跨いで引っ越す場合は、ドコモ光を「解約新規」で申し込んだ方がキャッシュバックや特典がもらえてお得です。
ドコモ光の解約新規については「(1)NTT東日本/西日本エリアを跨ぐ引っ越しなら「ドコモ光の解約新規」がおすすめ」で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。
3.光電話・テレビオプションを利用している場合
ドコモ光で「光電話」や「テレビオプション」を利用している場合は、別途追加工事費が必要です。
追加工事費 まとめ
オプション | 移転工事費 |
---|---|
光電話 | 3,000円 |
テレビオプション | 3,000~9,500円 |
※テレビオプションの移転工事費は設置台数によって金額が変わります
なお、テレビオプションは一部エリアで提供されていないので、引っ越す先によってはテレビオプションを解約しなければならない可能性があります。
また、引っ越しが終わってもドコモ光の開通工事が終わるまでは「光電話」「テレビオプション」のどちらとも使えないのでご注意ください。
4.単独タイプ+プロバイダを契約している場合
ドコモ光の単独タイプを契約している場合は、別途プロバイダとも個別に契約しているかと思います。
プロバイダによっては引っ越し先で使えない場合があるので、プロバイダの解約手数料がかかる可能性があります。
単独タイプを利用中の人は、ドコモ光の移転手続きをする際にプロバイダの解除料についても確認するようにしておきましょう。
引っ越し後の設定方法でつまづきがちなポイント
ここまで、ドコモ光の引っ越し手続きにおける注意点を解説してきました。
最後に、見落とされがちなポイントとしてドコモ光の引っ越しをした後の初期設定について解説して終わりたいと思います。

引っ越し先でドコモ光を継続利用する場合においても、プロバイダや無線LANルーターが変更となることがあります。
その場合は、改めてパソコン上で初期設定をし直さないとインターネットに接続できないので注意が必要です。
初期設定の基本的な流れは以下の通りです。
- 新プロバイダの「ユーザー名」「パスワード」を確認する
- 新住所でモデム、無線LANルーターの電源を入れて接続する
- パソコンを起動して画面左下のWindowsマークの上で右クリック
- 「ネットワーク接続」→「ダイヤルアップ」→「新しい接続を設定する」の順でクリック
- 「新しい接続をセットアップします」→「インターネットに接続します」→「次へ」をクリック
- 「ブロードバンド(PPPoE)」を選択する
- プロバイダの書類を確認して「ユーザー名」「パスワード」を入力して接続
- 接続テストが開始され、問題なければ無事に接続完了
※上記はWindows10の場合の設定方法です
ただし、プロバイダや実際に操作するパソコンによって微妙に内容が異なるので、送られてくる設定マニュアルを見ながら設定を行ってみてください。
これで引越し先でも無事にドコモ光でインターネットが使えるようになったかと思います。
万が一、初期設定をし直してもインターネットに接続できない場合は、「ドコモ光でお困りのときは」のページを確認するか、下記のサポートセンターにお問い合わせください。
- ドコモ携帯:113
- 固定電話など:0120-800-000
参考:ドコモ光公式HP
重要なポイントまとめ
以上、ドコモ光の引っ越しに伴う4つの手続き&費用節約の全知識をご紹介しました。
この記事を読むまでは
「ドコモ光の引っ越し手続きって何をすればいいかわからないし難しそう…」
「ドコモ光の引っ越し費用っていくらかかるのかわからない!」
「ドコモ光よりもお得な光回線ってあるのかな?」
と疑問に思っていた人も、ドコモ光の引っ越し手続きの流れやどれくらいの費用が必要なのかがおわかりいただけたのではないでしょうか。

- ドコモ光に不満がないなら「移転手続き」、通信速度や月額料金の安さを求めるなら「乗り換え」がおすすめ
- ドコモ光を使い続けるならWebフォームから「移転手続き」を行う
- NTT東日本/西日本エリアを跨ぐ引っ越しなら「移転手続き」よりも「解約新規」がおすすめ
- 他の光回線に乗り換える場合は、新しい光回線に申し込んでからドコモ光の解約を行う
- 乗り換え先でおすすめの光回線は、速度重視なら「[nuro-hikari]」、月額料金の安さを重視するなら「[sonet-hikari-plus]」
- 移転手続きにかかる費用は戸建てで11,000円、マンションで9,500円
- ドコモ光電話やテレビオプションを利用している場合は別途工事手数料が発生